会員向けレター 2014年末

英会話サイモンズのチラシをご覧になり、ウェブサイトを訪れてくださる方がたくさんおられるようです。ありがとうございます。

とりあえず、サイモンズの様子をお分かり頂けるものとして、昨年2014年の暮れに在籍生の保護者さまに宛てたメールを転載しておきます。宜しければお読みください。

チラシ制作を先行させていることもあり、チラシに書かれている以上の記事があまり揃っていません。(チラシをご覧いただいていない方は、チラシのコーナーをご覧ください。)

なお、以下のレターでは年末の無料体験DAYで60名くらいになったとご報告しておりますが、1月の無料体験DAYを終えて、生徒数が70名ほどになりました。そこで、以下のレターで、プロジェクト・マイケルとご紹介していますが、4月から外国人講師をもう一人加えて、外国人講師2人&日本人講師2人の2ライン体制で運営する準備を進めております。

まだ曜日や時間によっては、今すぐにスタートしていただけるクラスもございますし、4月スタートのご予約をされる方もおられる状況です。

ぜひ無料体験DAYにお越しください。まずはお電話でお問い合わせいただいても結構です。

以下、会員向けレターからの転載です。

◆お礼

まず始めに、お子さまの英語教室として英会話サイモンズを選んでいただきましたことに心より感謝申し上げます。

ちょうど昨年の今ごろは、フローリングを張ったり、壁を塗ったり、机を作ったりといった作業を夜中までやっていました。疲れからサイモンが誤って指を切ってしまい救急車を呼んだこともあります。理想とする教室をスタートできるワクワク感と同時に、先の見えない不安を感じていました。ようやく3月になって開校に漕ぎつけたものの、その時点での知名度はゼロ、しかも春の募集時期をほぼ逃してしまうという、経営的にはかなり厳しいスタートでした。

そんな中、私たちの考え方に共感してくださる保護者の皆さまや、楽しく通ってくれる子どもたちの存在が、どれほど私たちに勇気を与えてくれたかは言葉にできません。本当にありがとうございます。

おかげさまで生徒数が60名ほどになりました。先日12月7日の無料体験会には定員いっぱいの9組11人の参加があり、その全員にご入会いただけました。ご紹介による入会もありましたし、ある程度の在籍生がいるということが安心感につながっているのだと思います。皆さまのおかげです。

英会話サイモンズには、年齢的には幼稚園の年長から高校2年生まで、レベル的には初心者からトップクラスまで、本当に魅力ある有望な子どもたちが集まってくれています。生徒の質にこれほど恵まれている教室は世の中にそうはありません。マンツーマン英会話&個別練習という私たちのアイデアをこのような恵まれた環境で実践できる幸運に感謝しつつ、英語を話せる小中高生を育てるというチャレンジを続けていこうと思います。

なお、生徒数が増えてくるにつれてレッスンの質が低下することを心配される方もおられるかもしれません。マンツーマン英会話の部分は変わりませんが、定員いっぱいの時間帯に振替の生徒1人が加わった場合、個別練習の空間は講師:生徒が1:6という状況になります。けれども大丈夫です。個別指導の勘所は、一人ひとりの子どもをよく観察し、その子が自力で取り組める課題を与え、その取り組みを少し手助けし、努力を大いに誉めてあげることです。付きっきりで説明することではありません。経験上、これでも余裕を持たせたシステム設計になっていますし、すでに1:5のクラスはいくつかありますが、むしろ相乗効果により活気がある学びの空間になっています。

たしかに「子どもを待たせてしまっているな」と焦りを感じる瞬間もあるのですが、だからと言って教えやすさを優先させると結局はよくあるグループレッスンを選択することになってしまいます。私たちは常識とされているグループレッスンという考えを数年前に捨てました。長年の経験から子どものためにならないと結論づけたからです。そして例文暗唱を中心とした個別練習のスタイルに切り替え、その後iPodを導入したり、新しい発音練習の方法を考え出したりして、個別練習の効率化を図ってきました。もちろんマンツーマン英会話が可能なのも個別形式を採っているからです。これからも改善を重ねますのでご安心ください。

おかげさまで今年のうちに何とかやっていけるだけの基盤を築くことができました。継続的に質の高いサービスを提供するためには、経営を安定させることが不可欠であり、その意味ではもっと多くのお子さんに通っていただける教室にしなくてはなりません。ただし、その際にサービスを低下させるようなことがあってはならないとスタッフ一同、肝に銘じております。ご期待に添えるよう努力いたしますので、今後ともよろしくお願いします。

◆今年の指導を振り返って

1.英語のある生活をスタートさせる。

子ども向け英語教育の分野では「体験的に英語を学ぶ」という目標がしばしば語られます。けれども「体験的」とされるレッスンのほとんどは、外国人や異文化に少し触れる程度だったり、子どもたち同士で会話練習をすることだったり、英語ゲームをすることだったり、英語の音楽に合わせて体を動かしたりする程度のことです。

私たちが考える「英語の体験」というのはそういうものではありません。いわば「英語のある生活」をスタートさせることです。英語ユーザーとしての生活を少しずつ始めることです。具体的には、英語や日本語の母語話者がふだん行っているような言語活動、つまり「人と話す」「本を読む」「オーディオブックを聞く」「映画を見る」というようなことを、できる範囲で始めることです。

日本では大半の子どもたちが「テストのために」英語を勉強しています。英語の成績も気になるでしょう。もちろん、私たちは学校での成績UPも念頭に指導しています。けれども、最終的には、受験時の英語の偏差値がどうこうではなく、英語を使うことでどれだけ自分の生活を楽しくできるか、自分の人生の可能性を広げられるかが大切だと思います。

もちろん、個人差はありますが、サイモンとのマンツーマン英会話や、英語本の音読を通じて、英語を使うということが少しずつ子どもたちの日常になっていると感じます。テストがあるからではなく、楽しいから、上達したいからという気持ちで英語を学んでもらえるようにサポートを続けたいと思っています。

2.英語の正しい練習法を身につける。

個別指導を通して気づいた一人ひとりのお子さんと特徴は個人別報告に書きます。以下は総論的なことです。

子どもたちを観察していると、成果がどんどん出る生徒と、成果がなかなか出ない生徒がいます。この理由を能力の差とか、集中力の差とか、興味の差とかで片づけてしまいがちですが、まず考えるべきはもっと単純なことです。それは、練習の回数の差です。

例文暗唱を例にあげます。12文の基本英文を日本語だけを見て60秒以内で言えるように練習するという課題です。早い生徒でも合格するには20分~30分くらいは練習しているので、回数で言えば1文につき10~20回程度は練習をくり返す必要があると思います。

ここで重要なことは、頭の良い子は3回で練習が足り、ゆっくりな子は30回以上が必要とかそういう差ではないということです。どんな子でも、10~20回程度はきちんとした声に出して練習をする必要があります。そして大きな差があるのは、この必要な練習回数をやり切るのにかかる時間です。早く覚える子は、とにかく全く休まずに10~20回程度はひたすら練習をしています。もちろん、他にも取り組み方の違いを感じる点はあるのですが、まずは練習回数を稼げるようになることが大切だと思います。

そのうえでどうすれば集中して覚えるという作業ができるようになるかと言えば、それは経験値の差でしょう。苦労しながらも集中して何かを覚え切ったという経験を積むことで、次もきっとこれくらいやればできるだろうという自信が生まれるのだと思います。

先日、ある保護者さまからこんなメールをいただきました。

>最初は105分が長いと感じ、疲れている様子も見られましたが、最近はあっと言う間だそうです。
>英文暗記が他の教科にも生かされるんだよ!テスト勉強の時の暗記力がすごく上がったんだ!
>と熱く語っていました。

このメールをいただく何週か前に、私たちはこの生徒さんが限界まで頑張って(ちょっと泣きが入るくらいです)何とか合格したことをよく覚えています。ですのでこのメールにとても嬉しく思いました。

ここから追記>>
泣きが入るって書いてありますので、サイモンズの雰囲気をご存じない方は「スパルタか?」って不安に感じられるかもしれません。英会話サイモンズは決して厳しい感じではなく、むしろ雰囲気としてはユルいです。この時の様子は、たとえば自転車や逆上がりをマスターするときに、何度やってもうまくいかないので悔しくて泣きそうになっている子を、励ましたり見守ったりしながら指導している光景をご想像いただければ近いのではないかと思います。>>ここまで追記。

◆今後の取り組み

1.プロジェクト マイケル
どこかの時点でもう一人外国人講師を採用し、サイモンとの2ライン体制にする計画です。新講師の仮称をマイケルとして、プロジェクトマイケルと呼んでいます。マンツーマン英会話の担当を入れ替えるなどすればよりワクワク感のある英語学習環境になりますし、振替枠も少し増やせると思います。2ライン化した時間帯には個別指導を担当する日本人講師も2人になります。

2.オンライン英会話のテスト導入
来年のどこかで試したいアイデアが、オンライン英会話の導入です。ご存知の方もおられるでしょうが、近年スカイプなどのネット電話を使ってフィリピン人英語講師のレッスンを格安で提供するサービスがたくさん出ています。
もちろん現状のマンツーマン英会話を減らしたりするわけではなく、ときどきは全く知らないフィリピン人の先生とオンラインで英語を話すことに挑戦させたいという趣旨です。まずは一部の生徒でテストをしてみる予定です。

3.口座振替の導入
現在は払込用紙による郵便局でのお支払いという形になっておりご不便をおかけしております。
春からは口座振替(自動引落)でお支払いいただけるように準備を進めようと思っております。その際は、用紙のご記入などお手数をおかけしますがよろしくお願いします。

4.教材の整備
小中学生用の基本英文集は市販には良いものが見当たらないため、オリジナルのプリントを使っています。中学生のものは以前から作りためたものが一通りはあるのですが、小学生のものは様子を見ながら作っている状態です。小学生の低学年と高学年の差がほぼ把握できましたので、それぞれ300英文ほどにまとめようと考えています。もちろん学年は目安であり、一人ひとりの力を考えて使用します。

また、アルファベットやフォニックス、発音といった項目についても、子どもたちが自分で学習しやすい形に少しずつまとめているところです。

以上です。
今後ともよろしくお願いいたします。