概要
小6の生徒が、Bレベル 必修英文 001-200を練習しているシーンです。小6の段階で、このレベルの練習ができていれば、中学英語を得意にできる可能性が高くなると思います。
英語チャレンジを使った練習が奏功しており、小6や中1の段階で、同じようなレベルに到達する生徒が増えてきました。英語力アップの再現性が高まってきていると感じています。
この記事では、私たち英会話サイモンズが考える「中学入学までに身につけておきたい英語力」についてお話します。
まずは、英語のリピート能力を高めること。
小学校高学年になると、中学生になってからの英語のテストのことが気になり始めますよね。学習塾によくある中学英語準備コースの受講を検討される保護者の方もいるでしょう。
けれども、私(片岡)の塾講師時代の経験から言っても、この種の講座は、テストで点を取るための英語学習を前倒しするだけになりがちで、英語を頭に入りやすくする効果はあまり期待できません。
これに対して私たちの方法論は、この教室ブログでくり返しお伝えしているように、英語のリピート能力を高めるというものです。
この能力が高まると、より短い時間で、より多くの英文が頭に入ります。つまり、英語の習得スピード自体が速くなるわけです。自信をもって英語を学べるようになり、成績アップにもつながります。
実は、英語を苦手としている生徒の多くは、そもそも英語が頭に入りにくい、という問題を抱えています。
原因は、英語のリピート能力の不足です。この力が足りていないため、耳から入ってきた英語の音声を脳内に保存したり、脳内再生したり、自分の声で再現したりすることができません。要するに、英語が頭に残らないのです。
英語を記憶する力が足りていないのに、大量の英単語や英文を覚えることを求められると、ふつうは英語学習が辛くなります。しかも、そんな状態で中高6年間も英語を学び続けることになるのです。
だからこそ、まず最初に取り組むべきことは、英語のリピート能力を伸ばすこと、言ってみれば、英語の音に強い体質を育てることなのです。
英語のリピート能力の具体的な目標値
そして、私たちは、この英語のリピート能力について、具体的な目標を持っています。
それは、中学入学までに、8〜10音節(シラブル)くらいの英文のリピート能力を身につける、というものです。
より詳しく言うと、8〜10音節の英文を、文字に頼らず、音声を聞くだけで、英語として通じる発音で、正確にリピートできる力です。なぜなら、中学レベルの重要な基本例文の多くは、この長さで収まるからです。基本的な意思疎通が十分に成り立つ長さだとも言えるでしょう。
例えば、以下のような英文です。
- How long have you been in Japan?(8音節)
- Would you like something cold to drink?(8音節)
- They moved here from Tokyo last month.(9音節)
- She is the doctor who saved my life.(9音節)
- I don’t want to go to the hospital.(10音節)
- This is the best ice cream I’ve ever had.(10音節)
8〜10音節くらいの英語のリピート能力が備わっていれば、これらの重要例文をそれほど苦労せずに覚えられます。反対に、このレベルのリピート能力がなければ、これらの文がなかなか記憶に定着しません。
なお、文字があればスムーズに読める、文字という視覚情報をヒントにすれば記憶できるというのは、英文が身についたことにはなりません。文字の助けを借りずに、英語を音声として認識・記憶・再生できることが大切です。
中学レベルの基本英文に、音声ベースで慣れておく。
小学校の英語の授業や、学習塾の中学準備英語クラスは、一般に、中1レベルの文法項目をサッと教える感じの内容になっています。一方、英会話サイモンズのBレベル(中学準備)に含まれる文法項目は、それを大きく上回ります。
以下が、Bレベル(中学準備)の英文に含まれる文法項目です。[ ]内は標準的な履修学年を示しています。
- be動詞系の肯定文・否定文・疑問文[中1]
- 一般動詞系の肯定文・否定文・疑問文[中1]
- 一般動詞系の三単現のルール[中1]
- 主な疑問詞[中1]
- 人称代名詞の活用[中1]
- 現在単純形[中1]
- 現在進行形[中1]
- 過去単純形[中1]
- 過去進行形[中1]
- 助動詞 can[中1]
- have to(〜する義務がある)[中2]
- need to(〜する必要を感じている)[中2]
- want to(〜したい)[中1〜中2]
- 未来表現(1) 助動詞 will[中2]
- 未来表現(2)be going to[中2]
- there is/are[中2]
- 助動詞 should[中2]
- 助動詞 may[中2]
- 基本的な接続詞[中2]
- 現在完了[中2〜中3]
小学校高学年から中1の段階で、これらを使った英文を何度も声に出しておく、できればサッと言えるようにしておくというのが、私たちの方針です。そして、これが非常に効果を上げています。
なぜなら、英文法というのは、文法用語を覚えたり、理屈を理解するだけでは身につかないからです。結局のところ、英文法をきちんと理解するには、その文法項目を含んだ基本例文を覚えることが必須なのです。
ある文法項目を本格的に習う時点で、すでにそれを含んだ基本英文を何度も声に出して練習している、あるいは既にサッと言えるレベルで覚えている。このアドバンテージは非常に大きいと感じます。
ご気軽に無料体験レッスンにお越しください!
中学生になると、学校や学習塾で、文字中心の英語学習が本格的に始まり、しかも点取り競争のプレッシャーを受けるようになります。そんな中、本質的・長期的な視点で、ひたすら英語を声に出す練習に取り組むというのは、そう簡単なことではありません。
できることなら、時間的・精神的な余裕がある小学生のうちに、英語のリピート能力をしっかり身につけておきたいところです。ただし、中高生でも諦める必要はまったくありません。適切な音声トレーニングに取り組めば、十分に可能です。そして、私たちにはそのためのノウハウがあります。
少しでもご興味をいただきましたら、ぜひ無料体験レッスンにお越しください。